【メンズ サプリ】60代におすすめ！高齢で不足しがちなビタミンB12を摂ろう

ビタミンB12の働き

ビタミンB12は血液に関する重要な働きを担っている栄養素です。ビタミンB12はビタミンB群のひとつで、動物性の食品に多く含まれています。葉酸と共に正常な赤血球を作る働きを持っており、アミノ酸や脂肪酸の代謝にも関わりがあるのです。

ビタミンB12が不足すると起こるトラブル

ビタミンB12が少なくなると、貧血や手足の違和感、記憶障害といったトラブルが起きやすくなります。前述したように、ビタミンB12は正常な赤血球を作るのに欠かせません。赤血球には鉄分が含まれているため、不足することで赤血球が減少し、貧血状態になるのです。

ビタミンB12が不足すると、手足にしびれのような違和感を覚えます。症状が進行すると、亜急性連合性脊髄変性症という手足のしびれ・筋力の低下を引き起こす状態になるおそれがあるので注意が必要です。しびれのような違和感を覚えたら、すぐに医師の診察を受けてください。進行前に症状を食い止めることが重要です。

ビタミンB12の不足は、精神・認知にも影響があるとされています。精神ではうつ、認知では記憶障害が起こるケースがあるようです。大切なのは症状に気付いた段階ですぐに病院に行くことです。こういった症状に気付かず、ある程度進行してから病院に行くケースも少なくありません。早めに症状を予防することが大切です。

ビタミンB12は加齢とともに減少してしまうため、積極的に摂取するようにしてください。

ビタミンB12不足に陥りやすい人の特徴

ビタミンB12が不足しやすいのは、高齢者・野菜をメインに食べる人・胃腸の病気を持っている人です。ビタミンB12は体内に蓄えることが可能です。しかし、年齢とともに体内に蓄えられる量が減少するため、毎日摂取しなければなりません。加齢によって食品からの吸収量が減少することも、不足する要因のひとつです。

ビタミンB12は動物性の食品に含まれているため、野菜をメインに食べる人は不足しやすいといえます。しじみやはまぐりなどの貝類、豚レバーや鶏レバーなどに豊富に含まれています。こまめに動物性食品を取り入れることがおすすめです。卵や牛乳にも含まれているので、調理しやすいものを積極的に活用してください。

胃や小腸はビタミンB12の吸収に関わる部位です。どちらかの部位に疾患がある、または手術歴がある場合は吸収率が低下するおそれがあるため、不足しやすくなります。

手軽に摂取したい人はサプリメントを活用

ビタミンB12を含む食事が難しい方は、販売されているサプリメントを活用しましょう。サプリメントは手軽に栄養素を摂取できるものなので、無理に食事に栄養素を取り入れる必要はありません。ビタミンB12を含む食品が苦手な方にも、サプリメントはおすすめです。